手を這わせて指絡ませて
腕を回して肉体着ける
口遊むは愛の唄
柔らかな唇濡らす唇
アンタの体温
専有独占

恋われた感情
廃れる人生
全てはアンタに捧げませう

嗚呼、突く熱激しく
体内爽快

荒く気息が交わされる
忘我夢想
仰ぐ意識で胸深く沈める髑髏
感じる残り香煙草
聞いてよ跳舞鼓動

恋われた感情廃れた人生
全てでアンタを享受する
情交契り示しませう

「アンタを愛す」

恋われた感情
廃れた人生
全てはアンタを崇めませう

差し出された掌は温かくて
アンタの微笑みは優しくって

誰もが導かれていく

輝く標




アタシを愚弄するな

救えるモンなら
救ってみせてよ

愚かで虚ろな君は
夢見て止まない

此の汚された
大地に咲くは希望

さよなら君よ

愚かで虚ろな君は
夢見て止まない

自分の弱さは知っていた

だから強がって生きてきた

誰にも弱さを覚られない様に

笑顔で生きてきた

でもある日突然

笑顔が飾れなくなった


思っていたよりも

自分が弱すぎた


強がる気が失せた


僕は誰に縋ればいい

神にでも縋るか


神は何処にいる