古い手紙の様で

新しい手紙だったろうか


思い出す気にもならない


記憶から失われてた其れが

此の世から存在すら消える事を

望んでいた

あの時も

変わらず今も


此の手に掛かる微かな重みも

不快でしかない


瞬間に消えてしまえば

きっと後味が悪いでしょう


少しずつ

ゆっくりと

燃えて

消えてしまえ


時間を掛けて


心から

消えてしまえ


全否定


紙質も

文章も

内容も

貴方も

右下の印も





ちょっとした煙も臭いも

幸い通報されず

先ほどベランダで燃やしたお手紙



新しい生活への身辺整理o



ここ数年勝手に背負ってきた「責任」も

住み慣れた町並みや習慣「思い出」も

　　　　　　　　　　　　　　　　　な「家族」も


全部から離れてo


本当は

離れたかったのかもしれないo


新しい「世界」では

迷うかもしれないし

困るかもしれないし

どうなるか不安だし

何も変われないかもしれない
（精神的な意味で）


でも


頑張れるかもしれない

自分の足で手で力で

進める切っ掛けにできるかもしれない


変わる


安易かもしれないけど


チャンスだと


思ってるo




昔描いた絵を見て

へたくそだなって

笑える感覚



過去も今も此れからの不安も

乗り越えられる様にo